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ザルツブルク音楽祭2008年スケジュール オペラ編

こちらのページでは2008年夏のザルツブルグ音楽祭の
スケジュールのうちオペラ演目をご紹介します。

主要6公演分の説明を一気にのせております。

ドン・ジョバンニ Don Giovanni (モーツァルト作曲)

新製作

指揮 ベルトラン・ド・ビリー Bertrand de Billy
演出   クラウス・グート Claus Guth

主なキャスト
ドン・ジョバンニ   クリストファー・マルトマン Christopher Maltman
ドンナ・アンナ   アンネット・ダッシュ Annette Dasch
ドンナ・エルヴィーラ     ドロテア・レシュマン Dorothea Roschmann

演奏 ウイーンフィル

会場 Haus fur Mozart(モーツァルトのための劇場)

チケット代
370ユーロから120ユーロ
(肘かけ無・狭い席は85から50ユーロ、立見は15ユーロ)

公演日程
7月27日 7.00 p.m.(初日)/31日 7.00 p.m.
8月3日 7.00 p.m./8日 7.00 p.m./11日 7.00 p.m.
16日7.00 p.m./19日 3.00 p.m.
25日3.00 p.m./29日 7.00 p.m.

2006年フィガロの結婚でも大成功を収めたグート氏による演出、そしてここ数年の
ザルツブルク音楽祭の常連(?)ドロテア・レシュマンさんのドンナ・エルヴィーラ、
そして2007年アルミーダでブレイクしたアンネット・ダッシュさんのドンナ・アンナと
かなり豪華な顔ぶれです。
人気を予測してか 公演日も一番多くなっていますね。


オテロ  Otello (ヴェルディ作曲)

 新製作

指揮  リッカルド・ムーティー  Riccardo Muti
演出   ステファン・ラングリッジ Stephen Langridge

主なキャスト
オテロ  アレクサンドロス・アントネンコ Aleksandrs Antonenko
(8/27のみ サイモン・オニール Simon O’Neill)
デスデモナ マリナ・ポプラフスカヤ Marina Poplavskaya
(8/21のみ マリア・ルイジア・ボルシ Maria Luigia Borsi )

演奏 ウィーンフィル

会場  GROSSES FESTSPIELHAUS(大祝祭劇場)

チケット代  370ユーロから50ユーロ(視界が遮られる席は22ユーロ)

公演日程
8月1日 7.30 p.m.(初日)/5日 7.30 p.m./10日 7.30 p.m.
17日 3.00 p.m./21日 August 7.30 p.m.
24日 7.30 p.m/27日 August 7.30 p.m.

ムーティー氏の指揮に ラトビアの新星アントネンコ氏のオテロ役、
こちらもかなり注目されそうです。
ムーティ氏はオテロと 魔笛の2公演の指揮をされるのですね。


ロメオとジュリエット ROMEO ET JULIETTE(グノー作曲)

新製作

指揮  ヤニク・ネゼ・セガン Yannick Nezet-Seguin
演出    バートレット・シャー Bartlett Sher

主なキャスト
ジュリエット   アンナ・ネトレプコ Anna Netrebko
    ネトレプコさんは妊娠の為キャンセルとなったようです。
    代役はグルジア出身のニーノ・マチャイゼ(Nino Machaidze)
(8/18のみ アイリーン・ペレス Ailyn Perez
ロメオ  ロランド・ヴィラゾン Rolando Villazon
(8/19のみ ジョン・オズボーン John Osborn )

演奏 ザルツブルク・モーツァルテウム・オーケストラ

会場 Felsenreitschule(乗馬学校跡地)

チケット代 370ユーロから70ユーロ (立見15ユーロ)

公演日程 
8月2日 8.00 p.m.(初日)/6日 8.00 p.m./9日 7.30 p.m.
12日 7.30 p.m./15日 7.30 p.m./18日 3.00 p.m.
19日 7.30 p.m./22日 3.00 p.m./25日 7.30 p.m.

2005年の椿姫で大ブレイクしたネトレプコ&ヴィラゾンという
超人気コンビの出演です。
会場が舞台を目いっぱい横長に使うこともできる乗馬学校の跡地ですので
演出もどうなるか楽しみですね。


青ひげ公の城 DUKE BLUEBEARD'S CASTLE (バルトーク作曲)

新製作

指揮 ペーター・エトヴィシュ  Peter Eotvos
演出 ヨハン・シモンズ Johan Simons

主なキャスト
ユディット      ミシェル・デ・ヤング Michelle DeYoung

演奏     ウィーンフィル

会場  GROSSES FESTSPIELHAUS(大祝祭劇場)

チケット代  330ユーロから40ユーロ(視界が遮られる席は22ユーロ)

公演日程
  8月6日 6.30 p.m.(初日)/14日 8.00 p.m.
  18日 8.00 p.m./23日 8.00 p.m.

ベルリン国立オペラ公演で2007年に来日したミシェル・デ・ヤングが
ユディット役で登場です。
この青ひげ公の城、来年7月のパリオペラ座の来日公演で上演が予定
(別の演出です)されているようです。
両方観られるようでしたら 演出等の比較をされると面白そうですね。


魔笛 THE MAGIC FLUTE(モーツァルト作曲)

再演

指揮  リッカルド・ムーティー  Riccardo Muti
演出  ピエール・アウディ Pierre Audi

主なキャスト
ザラストロ   フランツ・ヨーゼフ・ゼーリヒ   Franz-Josef Selig
タミーノ   ミヒャエル・シャーデ  Michael Schade
弁者/僧侶  フランツ・グルンヘベル Franz Grundheber
夜の女王   アリビナ・シャギムラトワ Albina Shagimuratova
パミーナ   ゲニア・キューマイアー Genia Kuhmeier

演奏 ウィーンフィル

会場 GROSSES FESTSPIELHAUS(大祝祭劇場)

チケット代  370ユーロから50ユーロ(視界が遮られる席は22ユーロ)

公演日程
8月13日 7.00 p.m.(初日)/20日 7.00 p.m./22日 7.00 p.m.
26日 7.00 p.m./28日 7.00 p.m./30日7.00 p.m

演出家等の名前からするとどうやら2006年同音楽祭の再演のようです。
DVD化もしているこの 2006年の魔笛、個人的にミョーに気に入ったので
再演は嬉しいです。
指揮のムーティー氏を初めとして歌手陣も非常に豪華ですが
パミーナ役のキューマイアーさんは地元ザルツブルグ出身とあり
盛り上がりそうですね。


ルサルカ  RUSALKA (ドヴォルザーク作曲)

新製作

指揮 フランツ・ウェルザー・メスト Franz Welser-Most
演出 ヨシ・ヴィーラー Jossi Wieler/セルジョ・モラビト Sergio Morabito

主なキャスト
王子  ピョートル・ベツァーラ Piotr Beczala
外国の公女  エミリー・マギー Emily Magee
ルサルカ   カミッラ・ニールンド  Camilla Nylund

演奏 クリーヴランド管弦楽団

会場 Haus fur Mozart(モーツァルトのための劇場)

チケット代
370ユーロから120ユーロ(肘かけ無・狭い席は85から50ユーロ、立見は15ユーロ)

公演日程
8月17日 7.30 p.m.(初日)/20日 7.30 p.m.
23日 3.00 p.m./26日 7.30 p.m./28日 7.30 p.m.

ルサルカ役のニールンドさんは 2007年に新国立劇場公演や
ドレスデン来日公演で2度も来日してくれて 日本のオペラファンの
記憶にも新しい歌手の一人だと思います。
そのニールンドさんのルサルカ、
そして指揮のメスト氏とクリーブランド管弦楽団の演奏と
こちらにもかなり期待してしまいます。



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